重けりゃいいのかスクワット
『スクワットで○○キロ上がった!』
『ベンチプレスで○○キロ上げた!!』
トレーナーをしていると良く耳にする話ですが…今回はスクワットのお話。
選手に何を意識してスクワットをしているか聞くと、『……。』
じゃあそれでパフォーマンスは上がっているか聞くと、『…………。』
スクワットで重りを上げる事はパフォーマンスを上げる為に必要なこともある。
良く言われる『スクワットは体重の2倍上げろ』と言われるのにも意味があるわけで。
ただそれが、単に重りを上げるだけの意識になってしまっていては
パフォーマンス向上の効果は薄れてしまうばかりか下がってしまうことさえある。
怪我のリスクも高まってしまう。
大事なのは最短距離でバーベルを下ろす、上げるが出来ること。
その上下動の中で中足部で
床を押すという意識を常に持ち実行できるかということ。
それが出来ない選手はそれをするための準備が必要な訳で、
それは足首や肩甲骨の柔軟性であったり、
エクササイズとしてのプルアップであったりプッシュアップであったり。
関係ないように見えて全てがつながっていて。
遠回りのように見えて実は近道だったり。
まずは軽い重さで横からのバーベルの動きを確認してみよう。
これと
これではどっちが良いか。微妙な違いだけど答えは後者(目的によって変わることもあるけれど)。
スクワットが出来ない選手は出来るように。
スクワットが出来る選手はそこからさらに一段上のレベルへ。
スクワットをスクワットで終わらせない。
パフォーマンスを上げるためのトレーニングしませんか?